サラリーマンのマネーblog byえびす丸

金融・経済・投資・貯蓄など、身近なマネー知識から経済全般に至るまで、幅広く且つシンプルに綴ります。

【MONEY】東証1部時価総額ランキング 

2007年大納会の東証1部時価総額ランキングです。


首位は6年連続でトヨタ自動車。2008年の世界生産台数は米ゼネラル・モーターズを抜いて世界首位に踊り立つことがほぼ確定しているなど、好調な企業業績に裏付けされた結果と言えます。
第2位は三菱UFJフィナンシャルグループ。2007年は行政処分が相次ぐなど経営の足元が揺らいだ年となりましたが、メガバンクの面目躍如といったところでしょうか。サブプライムローン問題の深刻化や国際戦略の見直しなど、来年も課題は山積みであり、決して安泰とは言えないようです。
注目の第3位は任天堂が浮上。ゲーム機「ニンテンドーDS」や「Wii」が好調な売れ行きをみせ、時価総額も昨年の2.1倍と急上昇しました。

東証全体を見ると、時価総額は483兆円と3年ぶりに500兆円割れの年越し。日経平均株価も年初の17225円83銭から15307円78銭へ下落し、各国市場の株価指数が年初よりも上昇した中で、東証のみ一人負けの様相を呈しました。
東証1部時価総額ランキング

順位2007年時価総額増減率2006年
1位トヨタ21.8▲24%トヨタ
2位三菱UFJ11.3▲28%三菱UFJ
3位任天堂9.4115%みずほ
4位NTT8.7▲5%三井住友
5位NTTドコモ8.5▲3%NTT
6位キャノン6.9▲22%キャノン
7位ホンダ6.8▲20%NTTドコモ
8位JT6.616%ホンダ
9位三井住友6.4▲31%武田薬品
10位ソニー6.222%日産
単位(兆円)
順位・時価総額はその年の大納会の株価を基に算出。


上位銘柄を見ますと、東京市場の一人負けという結果が如実に表れており、時価総額を拡大した企業は任天堂・JT・ソニーの3社しかありません。任天堂のように自力で収益を伸ばした企業を除いては、多くの企業が世界経済の悪影響を真正面から受けた結果となったようです。
特に下げ幅が目立つのは銀行業。昨年までのV字回復が嘘のように、みずほフィナンシャルグループは▲40%も時価総額を減らして11位へと後退しました。

東京市場の不調は来年も引き続く可能性があります。輸出企業が原油高のリスクを抱え続ける構図は変わりませんし、経済の潤滑油となるべき金融機関もサブプライムローン問題という爆弾を抱えています。加えて躍進が続く中国市場や新興国への関心が高まり、構造改革の遅れが指摘される日本への関心は薄まるばかりです。
これらの諸問題に対する体力を日本がどれほど有しているのか、転換期の2007年から正念場の2008年へ、日本丸の航海は今後も荒波が続くのではないでしょうか。
[ 2007/12/29 ] 【MONEY】 | TB(0) | CM(0)
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